2013年、ペニュエラがトップCEOに

オーストリアのデザインおよび印刷関連出版会社である4cは、オンラインでの読者調査結果で2013年に「もっとも業界を方向づけた」印刷業界のCEOが決定したと公表しました。

マンローランド・シートフェッドのラファエル・ペニュエラが40.8%の票を獲得し、マンローランド・ウェブシステムのエックハルト・エルネ・マラスの35%を上回りました。KBAのクラウス・ボルツァ・シューネマンは15.3%、ハイデルベルグのゲーロルト・リンツバッハは8.1%でした。

ペニュエラは、2年前の2月のインソルベンシーから復活以来、マンローランドをそれまでとは違った方向に導いてきました。近年の印刷技術において変革をもたらす企業が1社もなく、業界全体の新台受注が70%近く落ち込み、財務危機に慎重に対処しなければならない中で、ペニュエラは市場占有率を追い求めるのではなく、既存のユーザーに集中することを選択しました。その戦略は効果を挙げたようで、会社は2013年、多少の利益を計上しました。

2012年の2月以来、マンローランド・シートフェッドGmbHは200台以上の印刷機を出荷し、次世代印刷機を2015年に市場に参入させるべく、研究開発を続けています。Drupa2016で、次世代のROLAND700にご期待ください。


Rafael Penuela, CEO Manroland Sheetfed GmbH