会社概要

マンローランド ジャパンについて
マンローランド ジャパン株式会社は、ドイツに本社を構えるマンローランド シートフェッドGmbH社の販売子会社です。マンローランド ジャパンが販売する印刷機は、出版、商業印刷、パッケージ印刷の各分野で活躍しています。マンローランドが日本の市場への進出を果たす契機となったのは、1962年からの、日本を代表する総合化学会社、大日本インキ化学工業株式会社(DIC)との協力関係でした。大日本インキ化学工業は、同年に枚葉オフセット印刷機の販売を開始した後、1992年にROLAND 700、引き続き1995年にはROLAND 300の販売を開始しました。そして2000年、この2つのグローバル企業が50%ずつ出資して、ディック・マンローランド株式会社が誕生しました。さらに2007年3月には、日本におけるマンローランドの純粋な販売子会社となり、2008年4月より、社名が現社名へと変更されました。2012年、枚葉機事業と輪転機事業のそれぞれに新たな投資家が出資することとなり、マンローランドジャパンの属する枚葉機部門は、英国のエンジニアリンググループであるラングレー・ホールディングスplcの傘下となり、輪転機事業については代理店を兼ねることになりました。

マンローランド シートフェッドGmbHについて
マンローランドは世界で最も重要な印刷機械メーカーのひとつに数えられています。170年以上もの間、お客様の多種多様なニーズに応えるべく、常に時代の最先端を行く、優れた印刷機械と、きめ細やかなサービスを提供してまいりました。 設立以来、同社は常に革新すること、そして徹底した顧客主義を貫くことを信念に、率先して研究・開発に従事してきました。

マンローランドシートフェッドは、ドイツ・フランクフルト近郊、オッフェンバッハに6.6ヘクタールの本社と工場を構えています。この地で、マンローランドは研究開発を行い、専属のプリント・テクノロジー・センター(PTC)を持っていますが、このセンターは印刷業界の専門知識に優れていることで世界的に認知されています。54,835㎡の工場は、すべての製造機能を集結させた設計で、鋳造と製造を組み合わせたことで、貴重な時間を節約しています。製造工程に時間をかけないということは、裏を返せば、コストを抑えることでお客様の費用を削減できるということなのです。

プリント・テクノロジー・センターは新たな印刷技術の研究開発に携わる多くの研究者、技術者、専門家たちの中心拠点となっています。25年以上に渡り、同センターは多数の関連団体のカンファレンスや技術セミナー、オープンハウスなどを主催してきました。来場者リストはそのまま印刷業界の有力企業名簿となります。世界の印刷の新基準をリードし続ける傍ら、最新の方法や技術で試験が可能なことは、マンローランドにとってたいへん重要な資産なのです。ここでは、最新のローランド機を使用して、自社の製品をチェックしたり、試作印刷を行ったり、オペレータートレーニングを行うこともできます。

更に、マンローランドは経験豊富な従業員を何よりも得難い資産だと考えています。従業員は会社の長きに渡る素晴らしい技術の積み重ねに並々ならぬ誇りを感じているのです。業界をリードし続けるために、見習い制度を固く守り続け、高い技術を持つ未来のエンジニアや職人を確保しています。